以前、大ヒット映画『君の名は。』を観た時に書きました
「むすび」のこと。
主人公の女の子のお婆ちゃまが、
「土地の氏神様のことをな、古い言葉で産霊(むすび)って呼ぶんやさ。
この言葉には、いくつもの深いふかーい意味がある。」
と言っていました。
古来からあるこの深い意味が多く含まれている「産霊(むすひ)」は
日本の精神文化や物作りの根源となっています。
「おむすび」や「縁結び」などもここから。
そして日本では古くから(弥生時代以降)、この精神文化とともに
「清明心」を持つことがとても大事だとされていました。
清らかで明るい人が、清らかで明るいものを作る。
それが現代の「ものづくり」や「企業倫理」の核となっています。
自分自身を清らかに明るくしていると、その波動が周囲に伝わり、
次第に良い社会も作られていきます。
4月4日は二十四節気の「清明」。
万物が清新の気に満ちている時期です。
私たちも、明るく清らかな心で、春を満喫して参りましょう。